深夜の交差点は、どこか人の気配が濃い。
車の音と、信号の点滅の奥に、人影がひとつ立っていた。寒さで縮こまることもなく、微かに目を伏せながら、誰かを待っている気配。その少女、真白ふわりは、黒髪の奥に憂いを宿した目を持ち、どこか学生らしい鞄を肩にかけながらも、その足は夜の道に根を張っていた。
誰にも強制されていないのに、彼女はここに立っている。そこに僕は、淡くゆらめく自立と官能の匂いを嗅ぎとった。
真白ふわりという名の夜に灯る少女
「取材、ですか?」
不機嫌そうに言いながらも、彼女は断らなかった。お金のこと、撮影のこと、そして身体のこと。それらを交渉のように淡々と交わしながら、彼女の目はどこか醒めていた。
大学に通いながら、夜の街に立つことを選んだ。その理由を深く訊ねることは許されていない気がして、ただ僕は彼女の表情を静かに観察することしかできなかった。
色白の肌、ほどよく重みのある乳房。そのどれもが商品ではなく、彼女という人格に備わった輪郭だった。
嫌々の顔に咲く快楽のかけら
最初はただ、機械のようにシコシコと応じるだけだった。男優の手が彼女の髪に触れ、スカートの裾をめくっても、彼女は無言で俯いたままだった。
けれど、身体の奥のどこかがゆっくりと、氷が融けていくように反応していった。
中に響く動き、熱にゆれる吐息、そして小さな声。彼女はそのとき、きっと自分の仕事を全うしながら、ほんのわずかに自分の身体を信じ始めたのだと思う。
嫌々ではなく、きちんと快楽を受け入れて。
彼女が立ちんぼというかたちで夜に立った理由はもう訊かなくていい
快楽の輪郭は、他人には測れない。
真白ふわりは、自分の足で夜の地面を踏みしめ黒髪を揺らしながらそこに立ち続けた。誰かに押し出されたのではない、自分で選んだ夜。
そしてその夜のなかで、彼女はただ無表情に立っていたわけではなかった。淡い熱と、肌に触れるたびこぼれる無言の許し。そういうものすべてが、この静かな狂気と優しさの同居した世界をかたちづくっていた。
彼女が夜に立つ理由は、もう訊かなくていいのだ。
彼女の乳房の温もりと、にじむ汗と、かすかな震えが、すでに十分すぎるほど答えてくれているから。
立ちんぼ女子大生 夜に立つ理由を密着取材!の女優名は真白ふわりちゃん
作品名「立ちんぼ女子大生 夜に立つ理由を密着取材!(263NACR-984)」、女優名は真白ふわりちゃんです。
