ある夜の渋谷からタクシーに乗って西麻布まで、僕はただ一人の「女」を見つけに、パソコンのなかに出かけた。
若さとは、時に誰かの欲望の上でしか輝けない。彼女の黒髪がそれをよく知っていた。
尾崎えりかという名の夜に咲いた花
尾崎えりか、その名前には硬質な響きと透明な艶があった。
美しさとは、誰のためにあるのだろう。港区のネオンに照らされた彼女の輪郭は、まるで今しかない儚さそのものだった。長く伸びた脚、美しく磨かれた爪、そして滑らかに浮かび上がる臀部の稜線。
そのどれもが夜の終わりを拒むようで、ただこちらを誘惑してくる。彼女が着ていた黒のワンピースは、彼女の身体の秘密をほんの少しだけ僕に預けてくれた。
港区女子の美しき軌道
「港区女子」
それは、夜という舞台で踊る現代の妖精のような存在だ。黒髪は月光を孕み、まっすぐな脚は街を滑るように歩く。すべすべとした肌は真珠のように白く、柔らかく整った乳房は静かに膨らみ、その奥底に「誰かに触れてほしい」という無言の祈りが込められている。
少女と大人のあわいで、彼女はスレンダーな肉体に甘い毒を忍ばせている。決して卑猥でなく、ただそこにあるだけで男たちの理性を少しずつ溶かしていく。それが、えりかという女の魅力だった。
欲望の臨界点で僕らは何を交わすか
彼女がフェラチオを始めたとき、その唇から立てる水音は誰にも知られず誰かの記憶だけに刻まれるメロディのようだった。
口をつけ舌を這わせ、まるで自分の内側まで愛してくれと言わんばかりに彼女は僕のペニスに奉仕した。そのひとつひとつの所作が、哀しみと快楽の間を撫でていく。
彼女が言う。「まだするんですか?」その一言の中に、快楽に呑まれた無垢と自ら考え抜いて選び取った官能が混じり合っていた。
彼女にとってこの夜は一夜の慰めであると同時に、自分の存在価値を確かめる儀式でもあったのだ。僕はただ、それを受け止める道具になった。
【若さの功罪】限りある若さを消費して輝く港区女子。の女優名は尾崎えりかちゃん
作品名は「【若さの功罪】限りある若さを消費して輝く港区女子。(300MIUM-1256)」、女優名は尾崎えりかちゃん。
唇に刻まれた記憶が、夜毎に脳裏で蠢く。あれは男を知っている口づけだった。
