こちらの続編。
教室という透明な箱の中には、しばしば誰にも言えない体温がひそんでいる。清楚な委員長と、鉄のように冷静な風紀委員。
ふたりの少女の心がひとりの男子の存在を境にやわらかく揺らぎ、ほどけ、交わっていく。その過程を描く本作は、青春の影に潜む「知られざる渇き」をそっとすくい上げる物語だ。
おりょうのクラスの清楚な委員長とヤリ友になった話2

タイトルは「クラスの清楚な委員長とヤリ友になった話2」。サークル名はおりょう。
清楚系ヒロインの裏側に潜む情熱や、三角関係のじれったさが好きな君へ。日常の風景のすき間にある“秘密の温度”を感じたいなら、この物語はきっと刺さる。
委員長の揺らぎと風紀委員の静かな熱
同クラスの委員長と秘密の関係を続けていた主人公。その様子を、別クラスの風紀委員に見られてしまう。けれど彼女は驚くほど静かに、その関係に歩み寄ってくる。まるで真夏の風が窓から吹き込むように、冷静な瞳の奥に潜んだ好奇心が一気に色を変えるのだ。
やがて二人の少女は、それぞれちがう質感の想いを主人公へ向ける。委員長は白いワイシャツの袖のように素朴で、風紀委員は黒髪が夜の気配を纏ったようにクール。その温度差が交錯しながら、三人の距離は音もなく縮まり、関係は新しい段階へと滑り込んでいく。
作者・おりょうならではの、清楚さと秘めた情念のコントラストが心地よい作品。前作を読んでいなくても完全に楽しめる、甘くてほろ苦い青春の密室劇だ。




