それは、日常の隅々まで行き渡る静かで温かいいちゃらぶ生活の記録だ。彼女は陰毛が濃いめという、世界で最も個人的な秘密を抱えている。しかしその濃密さこそが、二人の関係に他にはないリアリティと、微かな緊張感をもたらしているのだ。
オニヅカバーガーが描くこの短編には、彼女のささやかな不安と、それに気づきながらも優しく受け入れる僕の視線が、静かに交錯している。
オニヅカバーガーの剛毛な彼女と…

タイトルは「剛毛な彼女と…」。サークル名はオニヅカバーガー。
剛毛な彼女のTバックの不安と寝てるフリが語る欲望
彼氏からもらったTバック下着。それは可愛くて、彼女の心を満たす贈り物だ。しかしその布の少なさは、彼女の剛毛という一つの気がかりをより鮮明に意識させる。彼女の心の中に生まれる、愛と、そして恥じらいという名の小さな波紋。それは、最も親密な関係だからこそ存在する、切ない葛藤の記録だ。
ムラムラに耐えきれず、自慰に耽っていたところに、突然の彼の帰宅。彼女は慌てて寝たフリを装う。何事もなかったかのように横たわるその身体は、しかし、内なる欲望の熱をまだ秘めている。この「寝たフリ」は、単なるごまかしではない。それは、彼女がどれほど強く僕を求め、そしてその性欲がどれほど切実であったかを示す、静かなる告白であり、身近な営みなのだ。



