彼の部屋はいつしか世界の中心にいるかのような、奇妙な磁場を帯び始めていた。始まりは、ひょんなことからクラスメイトの山田さんと交わした、誰も知らない秘密の約束「オナ友」という名の共犯関係だ。
彼女は一見地味だが、その内側には抑えきれない熱を秘め、僕の部屋を静かな解放区へと変えた。巨乳という物理的なリアリティを目の前にし、充実した日々を送っていた矢先、その秘密はクラスで人気のある藤崎さんによってあっけなく暴かれてしまう。
前編はこちら。
ひやしまくらのオナトモ。 僕の部屋がクラスの女子のオナ部屋になった話。2

タイトルは「オナトモ。 僕の部屋がクラスの女子のオナ部屋になった話。2」。サークル名はひやしまくら。
日常の断片と3人の「オナ友」が織りなす危ういバランス
「私もオナ友にまぜてほしい」
清楚なクラスのマドンナ的存在の藤崎さんの突然の要求は、静かに回り始めた僕と地味で芋かわな山田さんの世界に、新たなモヤモヤとした音を立てる。手を怪我した彼女のために、僕が休み時間のたびに相互オナニーを手伝うという行為は、まるで現実離れした、けれどとても切実な、慰めの儀式だ。
やがて藤崎さんが僕の家にオナニーをしにやってくるようになり、制服エッチという名のもとに、3人の関係は、まるで薄いガラス細工のように徐々にその形を変え始める。親密な関係が深まる藤崎さんへの気持ちと、その変化にモヤモヤする山田さんの静かな焦燥。
日常の均衡が崩れ、秘密と欲望が交錯する中で、誰も本当の感情を言葉にしないまま、危うい関係性を静かに観察したいと願う、内向的な傍観者である君に。




