彼女、氷上さんはその名の通り、一見、冷たい氷のような清楚な佇まいをしていた。黒髪を揺らし、制服エッチという言葉とは最も遠い場所にいるように見える。しかしその内側には、誰も知らない奇妙な物理法則が働いていたのだ。
感情が昂るとその体温は制御不能に上昇してしまう。同じクラスの日野くんからの告白という熱い光を受けた瞬間、彼女は「オナニーしたことない」という世界の均衡を揺るがすような爆弾発言をしてしまう。これは、熱暴走気味の、恋愛初心者が繰り広げる、切なくも熱烈な物語の始まりだ。
くりももの氷上さんはとろけたい

タイトルは「氷上さんはとろけたい」。サークル名はくりもも。
保健室という名の密室と、谷間に挟まる「ネクタイ」の真実
告白後の二人の関係は、まるで静かに沸騰するポットのようだ。感情が昂り、体温が上がるという彼女の特異な体質は、彼女が性の真実に触れるほど、彼女自身を限界まで追い詰めていく。その巨乳という形而上学的な質量は、彼女の熱情を封じ込めるにはあまりに頼りない。
特に保健室という密室は、外界の目を逃れ、彼女の熱を最も高める場所となる。そして、最も象徴的な光景が訪れる。それはネクタイが胸の谷間に挟むほどのバック。その強烈なフィジカルな描写は、くりももが描く理性と熱狂の限界点を示す。
彼女が身体を預け、愛される中で「とろけたい」と願うのは、初めて知る快感への、純粋で切実な渇望なのだ。
こんな君に送りたい。
清楚な外見と、熱暴走する内面のギャップに溺れ、制服という名の制約の中で、愛と快楽によって完全に溶かされていく、氷上さんの全貌を静かに見届けたいと願う、熱情的な傍観者である君に。



