世界が雨のカーテンに包まれる夜、物事は往々にしてその本来の形を失ってしまう。義理の妹である蒼衣は、いつも厚い壁の向こう側にいた。
ショートヘアの影に隠れた彼女の瞳は、誰の侵入も許さない冷たい静寂を保っていた。しかし過剰なまでの優しさは、時として残酷なナイフのように、守るべき孤独を切り裂いてしまうことがある。
ことらっくの雨が降る夜にだけ義妹を抱く話

タイトルは「雨が降る夜にだけ義妹を抱く話」。サークル名はことらっく。
孤独の終わりと剥き出しになった純粋な好奇心
「お兄ちゃんが優しくするから、全部壊れちゃったんだ」
その震える声が、僕らの間の「家族」という不器用なルールを無効にした。雨に濡れた彼女の身体を抱きしめたとき、僕たちの間に流れたのは、罪悪感によく似た甘美な諦念だった。
性に未熟なはずの彼女が、初めて目にする僕の荒々しい「熱」に対して浮かべた表情。それはどんな言葉よりも雄弁に僕を射抜いた。
戸惑いながらも、本能に従って僕の最深部をその唇で迎え入れようとする彼女の姿は、あまりにも純粋で、そしてあまりにも官能的だ。雨音だけが僕らの共犯者となり、閉ざされた部屋の中で僕たちは一歩ずつ、引き返せない場所へと深く沈んでいく。
静かな夜、誰にも言えない秘密を共有したい君に送りたい。
心の壁が崩れ去り、無防備な少女が女へと変わっていく、その刹那的な美しさを目撃してほしい。



