たとえば。
ラブホテルの薄明かりのなかで、彼女はまるで都市の片隅で舞う蝶のようだった。渡来ふう、21歳。引き締まった身体の奥に、微熱を抱えたような静けさを潜ませたキャバ嬢。
だがその夜、僕が出会った彼女はただの夜の蝶ではなかった。恋にも似た刹那の熱を、腹筋の陰影とともに宿した無防備でいて挑発的な生きものだった。
引き締まった美腹筋キャバ嬢ふう(21)ナマイキP活女【チン媚び→セフレ化確定】の女優名は渡来ふう
作品名は「引き締まった美腹筋キャバ嬢ふう(21)ナマイキP活女【チン媚び→セフレ化確定】(SIMA-020)」。AV女優名は渡来ふう。
渡来ふうの都会のパパ活は甘い毒と寂しさの輪郭を見た
東京の空気は湿っていて、夜の風景は曖昧だった。ふうちゃんは、今のパパと縁を切ったばかりだという。「そろそろちゃんと、男を見て選びたいんだ」そんな言葉を軽やかな口調で言っていたけれど、瞳の奥に漂っていたのは、形容しがたい疲れとわずかな寂しさだった。
僕にとって彼女は、写真よりもずっとリアルだった。ほんのり赤く染まった頬、シャワーを浴びたあとの湿った髪、そしてその身体。細い腰の奥に宿る引き締まった美腹筋。その肉体が、快楽の波に飲まれるたび、まるでポエムのようにうっすらと浮かび上がる。
可憐と艶が共棲する身体ナチュラルかわいいという官能
ふうちゃんのセックスは、ある意味で文学的だった。言葉ではなく、動きで語る官能。「ギラギラしたキャバ嬢じゃないの」と彼女は言ったけれど、僕にはそれが逆にたまらなくエロティックに映った。
白くかわいらしい少女を想起させる模様のブラは、どこか少女趣味で夜の蝶にはいささか合っていない。でもそれがよかった。着けたまま、そっとズラして乳房に口づけるとき、彼女は静かに息を詰め瞳を伏せた。
彼女の乳首は張っていた。手を添えると、まるでそれを待っていたかのように熱を帯びる。挿入の瞬間、彼女は少しだけ身をよじった。抵抗ではなく、期待と恥じらいの交錯。
ピストンが続く中、絶頂のたびにその腹筋がひときわくっきりと現れる。僕は思った。この美しさは、ただの快楽ではない。彼女の中にある「ちゃんと愛されたい」という、祈りに似た欲望の形なのだと。
ふうちゃんの下着に宿る無垢
彼女が脱ぎかけた下着を、僕は思わず止めた。やめないでと。
その下着が、あまりにも少女だったからだ。まるでJKが身につけていてもおかしくない。大人びた顔つきと、美しく鍛えられた身体の中に無垢の残り香が宿る。
だからこそ僕は、その下着越しに彼女を抱きたかった。ひとりの女をひとつの感情で測るなんて、もったいない。彼女のなかにある複雑さ。可憐と艶、軽さと重さ。
それこそがこの作品のいちばんの官能だったのだ。
